「資産」なんて呼べる立派な物はない我が家ですが、「資産運用」を真剣に考え始めたきっかけがあります。それは子供の進学に必要な「学費」のリアルな数字を知ったことです。私にとって大きな転換点でした。
大学進学に必要な学費
学費のリアルな数字を知ったのは、我が家の子供たちが小学生の頃です。
当時勤めていた会社の同僚には、高校生や社会人の娘さんがいる方が何人かいました。
同僚の娘さんが大学受験を控えていた時のことです。
「薬学部って、6年間で1,200万円かかるの…」と同僚がぼやくのです!
1,200万円?ゼロの数、多くない??
そのぼやきを皮切りに…
「大学かかるよねー、うちは教育ローン使ったよ」とか、
「塾も高いよね~、薬学だと70万くらい?」
なんですと~!?70万!!それは1年間で必要な額ですかー?(←1年分です)
私が完全に凍っていると、人生の先輩方は丁寧にリアルな数字を教えてくれました(^^;
「ウチは私立の薬学だから受験科目少ないけど、国立受ける子は科目数が多いから塾代が100万超えちゃうらしいよ。」と薬学志望の娘さんのお母さま談。
「子どもが小学生の時が一番貯めやすいからねっ!頑張ってね!!」と激励されました。
お金の話って顔を突き合わせる間柄では敬遠されがちですが、こんな感じでざっくばらんな職場でした。
先輩方、貴重なお話をありがとう(*^^*)
私立大学薬学部の学費
私立大学の学費は大学によって差がありますが、私立の薬学部では概ね6年間で1,200万円かかります。恐るべき額です…。
東京理科大学薬学部薬学科の学費は、6年間で1,257万円です(2021年1月30日調べ)。
引用元:東京理科大学公式ホームページ
薬学部は6年制と4年制がありますが、薬剤師を目指すなら6年制を選ぶのが一般的です。
4年制は大学卒業後に大学院へ進学し、薬剤師ではなく研究者を目指すケースが多いです。
引用元:スタディサプリ
我が家の娘たちは、いまのところ「薬剤師さん」は目指していないようです。
もし目指すことになったら…、うーーーーむむむ。
困ったことになりそうです(^^;
国公立大学なら学費抑えられますが塾代が跳ね上がりそうです。
塾は多数あるので費用も色々、通信教育という選択肢もあります。
塾代に3桁とか、ちょっと重たすぎる…。
学費作りは計画が大切
学費作りは子供が生まれた時から始めました。
ただ積立完了の額は、「私立大薬学部」のような高額な進学先にはとても足りません。
先輩たちから学費のリアルな数字を聞いて、
【心配性】な性格なので、将来が不安でいっぱいになりました(^^;
じっくり家計を見つめ直し、学資の目標金額と積立ペースの再検討、【学資作り】以外の将来の出費を洗い出しました。
子育て以外で大きな出費は、やっぱり【家】でしょうか。
一度プロにも相談してみたくなり、○険の窓口でファイナンシャルプランナーにファイナンシャル・プランニングをお願いしました。
これがかなり良かったです(*^^*)
ファイナンシャル・プランニングとは
自分や家族の人生設計のことをライフプラン、ライフプランを立てることをライフプランニングといいます。そして、ライフプランにそって資金計画を立てることをファイナンシャル・プランニングといいます。
引用元:史上最強のFP3級テキスト/著者 オフィス海/発行所 ナツメ社
具体的な数字が見えて、漠然とした不安を消すことができました(*^^*)
我が家の出費のピークは【長女大学3年、次女大学1年】のタイミングでした。
年間の子供にかかる費用が【300万円】になる予定です(自宅から通える私立大学を想定、すべり止めの大学入学金・通学定期・教科書代等の雑費込み)。
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ファイナンシャル・プランニングを立ててもらい、私がたどり着いた答えは「貯金がんばるぞー!」でした。
今から振り返ると「惜しいっ」の一言です(^^;
この時点でインデックス投資を始められたら、資産がもっと育っていただろうなぁ~って思います。
私の中で投資を実践しいる人のイメージは「会社や不動産を持っている紳士」って感じで、まだまだ遠い世界のことでした。
まとめ
資産運用を考えるきっかけは、我が家の場合は【子供の学費】でした。
資産運用を始めると、貯める目的や将来の見通しが立つので不安が減り、毎日の家計管理も楽しくなります(^^♪
まだまだ知らないことが多い資産運用を、これからもコツコツ学んでいこうと思います!