日々りんご録

子育て、投資、ディズニーのこと。心配性な主婦の日々の記録

【読書記録】「対岸の家事」は疲れた心を癒す優しい物語

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対岸の家事を読みました。主人公は2歳の女の子を育てる27歳の専業主婦です。専業主婦が少数派になった現在を生きる主人公。他にもワーキングマザーや育休中の父親と言った顔ぶれを中心に物語は進みます。子育て,家族のこと,人との関わり合い。読んだ後にそんな日々の生活を振り返りたくなった作品でした。当記事はネタバレなしの読書記録です。

日常を描く小説

対岸の家事 (講談社文庫) [ 朱野 帰子 ]は,子育てを通して続いていく日常を描いた小説です。その描き方が実にリアルで,登場人物を通して過去の自分や夫,両親,それから友人の姿が透けて見えそうでした。

私も同じことで悩んだなーとか,うちのダンナみたいなこと言ってる!とか。

りんごのイラスト

思わずクスっと笑ったり,ホロリと泣けたり。読み終わったら温かい気持ちになっていた作品です。

作品の見どころ

この作品の凄いところは扱っているテーマの時間の幅が広いこと。作品の軸になっているのは子育て世代のエピソードですが、そこだけに留まらず、小さい子供から老人までと人の生涯に渡るエピソードが盛り込まれていて,様々な角度から家族について考えさせられました。

対岸の家事には様々な家族の日常が描かれています。多様性なんて言葉がどんどん先を独り歩きしているこの頃ですが、どんな家族の形でもそれぞれが幸せを感じられる日が続いて欲しいと読み終わった後に思いました。

読むきっかけになったこと

対岸の家事を読んだきっかけは,主婦投資家の家計術を運営されてるぴぐみさんのツイートでした。本の感想がすてきなツイートで,私も読んでみたくなったんです。図書館へ行ったら貸し出し中だったので,予約して待つこと4ヶ月…。やっと読むことができました!

余談になりますが,最近ブログやTwitterがきっかけで本を読んだり買い物することが増えました。

ブログ運営をしていなかったらTwitterのアカウントも作らなかっただろうし,ブログが繋いでいく色んなご縁に感謝です!

りんごのイラスト

まとめ

対岸の家事は家族について深く考えさせられる作品でした。育児のこと、夫婦のこと、親子のこと。日々暮らす中,ちょっと疲れた時に読むと温かい気持ちになれます。対岸の家事に出会って素敵な読書の時間を持つことができました。

それでは、また!

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