自宅のガスコンロをうっかり破損させてしまいました!この突発的な事故に火災保険の補償として保険金が支払われました。不測の事故発生後の保険金の請求手続きと、支払われた保険金の内訳について詳しくご紹介します。
【火災保険】突発的な事故で保険金が支払われた
突発的な事故で自宅のガスコンロが破損してしまい,加入している家庭総合保険から保険金が支払われました。
家庭総合保険と聞くとピンと来ませんが,ざっくり言うと火災保険のことです。
我が家は火災に対する補償のほかに,日常災害(突発的な事故,盗難,建物外部からの物体の飛来など)に対する補償がセットになった家庭総合保険(以下,火災保険と記載します)に加入しています。
さて,予期せぬ事故でガスコンロが破損して,コンロと一緒にメンタルも大きく破損です…。
こんな泣きたくなるような状況でしたから,火災保険の保険金は本当にありがたかったです。
ちなみに,突発的な事故とは予測不可能で突発的に発生した事故のことです。
例えば,子供が室内で遊んでいて窓ガラスを割ってしまった,掃除中にテレビが倒れてしまい画面を破損した,などの事故を指します。
それでは,事故発生から保険金支払いまでを詳しくご紹介します!
突発的な事故の内容
我が家で起こった突発的な事故はガスコンロの破損でした。
破損させたのは私です泣
今回のコンロもそうですが、自宅にある物の破損は,たいてい私のしくじりが原因のような気がします…。
ガスコンロ破損までの経緯
- ガスコンロの上にあるレンジフードを掃除しようと整流板を開ける。
- 整流板をガスコンロの上に落とす。
- ガスコンロ破損!!
文字だけでは分かりくいので,写真付きでご説明します。
レンジフードの整流板は写真の青矢印のところでパカっと開く構造になっています。
整流板は,奥にあるフックで吊り下げられた構造になっています。
なので,整流板を開けた時に上に持ち上げるとフックから外れて落下します。
整流板を開けた時に,私が変な方向へ持ち上げちゃったんですよ…。
それでフックから整流板が外れてしまいました。
とっさのことで落下してきた整流板を支えきれず,ガスコンロの上に整流板が落下!
整流板はそこそこ重さがあるので,激突したガスコンロのガラストップと角にはヒビが入り,角はガラスの破片がポロポロとこぼれ落ちる状態になってしまいました泣
それにしても,何度も開けてきた整流板でこんな事故を起こしてしまうなんて。
「レンジフード,それから五徳も掃除して。あー,早く終わらせて夕飯を作らないと。」
こんな風に,この時なんだか焦っていました。
心と時間に余裕がないとロクな事になりませんね,やれやれです。
このまま今後も使い続けようかと思いましたが,ガラスがこぼれ落ちる角は危険だし,吹きこぼれとかの液体がヒビから下に流れる落ちると,ガスコンロ本体の故障に繋がるそうです。
レンジフードの掃除は一旦中断して,ガスコンロの修理について調べることにしました。
【ガスコンロの修理費】高額で泣けた
我が家はリンナイのガスコンロを使っています。
リンナイのオンラインショップで交換用のガラストップを探すとすぐ見付かりましたが,その値段を見て凍りました!
た,高いー!!54,516円?
壊れたガラストップを新しい物と交換するには,この他に修理工料2,500円(税別)と出張費2,500円(税別)がかかり,合計60,346円(税込)必要になります。
値段を知ってガスコンロを壊した自分を呪いましたよ~。
うーむむ…,なにか保証とか,修理費に補填できるものあったかな?
ポンコツ頭で必死になって考えて,見つけ出したのが火災保険の突発的な事故の補償でした。
もしかしたら,今回のガスコンロの破損は補償の対象かもしれません…!
【保険会社に問い合わせ】突発的な事故の対象か?
さっそく今回のガスコンロの破損が突発的な事故にあたるのか,損害保険会社に問い合わせることにしました。
問い合わせ方法は損害保険会社にもよりますが,我が家は保険会社のホームページにある事故のご連絡という問い合わせ専用フォームから連絡を取りました。
ネット上から問い合わせると,その日のうちに保険会社から電話がかかってきました。
「お怪我はないですか?大丈夫ですか?」という保険会社担当者さんの言葉がしみましたね~。
メンタルもダメージを受けている時だったので嬉しかったです。
その後,事故について質問を受けました。
損害保険会社に伝えた事故の詳細
- 発生日時
- 発生場所
- 事故が起こるまでの経緯
- 破損したガスコンロのメーカーと型番
- 破損したガスコンロのキズの大きさ
詳しい事故の経緯を説明したところ,今回の事故は恐らく突発的な事故にあたると考えられるので,必要な書類を損害保険会社まで送って欲しいとのことでした!
やれやれ,少し希望が見えてきましたよー。
保険金請求の手続き
保険金請求のために損害保険会社に提出した書類は3点です。
保険金請求のために提出した書類
-
- 保険金請求書
- 修理見積書
- 破損したガスコンロの写真
1は郵送,2と3はメールで提出可でした。
保険金請求書は,保険会社指定の様式が郵送されてきたので,必要事項を記入して返送しました。
記載内容は,契約者の情報(住所等の連絡先,保険証券番号,保険金支払い先口座など)や事故の詳細についてです。
同封されている記入例を見ながら作成したので,とても分かりやすく,完成まで10分もかかりませんでした。
修理見積書はリンナイに作成を依頼して,翌日書面で頂きました(リンナイさん,お仕事早いです!助かりました!!)。
修理見積書はスキャンしてPDF化し,ガスコンロの写真と一緒に保険会社へメールで提出しました。
見積書は郵送でも良かったのですが,手元に原本を置いておきたかったので。
これで,保険金請求手続きは完了です!
保険金支払いまでにかかった時間
保険金請求書をポストに投函してから約1週間(ちょっと記憶があいまい)で,保険会社から保険金支払い確定の連絡がきました!
さらに1週間後に無事保険金が指定の口座に振り込まれました。
突発的な事故による思いがけない出費だったので,無事保険金が支払われて本当に助かりましたー!
保険金の内訳
今回の突発的な事故に支払われた保険金は見舞金と合わせて39,450円でした。
それでは,内訳を詳しくご説明します。
保険金は,ガスコンロの修理にかかる費用から自己負担額を引いた金額が支払われました。
自己負担額とは
損害を受けた金額のうち契約者が負担する金額のことで,その金額は保険商品によります。
我が家は自己負担額30,000円で契約しています。
保険金のほかに,保険金の約30%にあたる金額を見舞金として受け取りました。
- 保険金 30,364円
- 見舞金 9,086円
合計 39,450円が支払われました。
お陰様で20,896円でガスコンロの修理ができました!
修理に60,346円かかるはずだったのが、大幅に出費を減らすことができ,本当に助かりました。
火災保険は出番がなさそうな保険と思っていたのが,こんな思いがけない所でお世話になるなんて,事故って分からないものですね。
普段から行動にはよく気を付けて,もうお世話にならないようにします笑
【家庭総合保険】火災以外の補償に助けられて
突発的な事故でガスコンロを破損してしまいましたが,家庭総合保険(火災保険)の補償で保険金が支払われ,修理の費用を大幅に抑えることができました。なかなか出番がなさそうと思っていた火災保険ですが,火災以外の補償に助けられました。もう火災保険のお世話にならないように、気を付けて日々を過ごそうと思います。
それでは,また!