長女が高校受験を無事終えることができました。やれやれと一息入れていたら、「1年の2学期の間に文系か理系か決めて下さい」と高校の説明会で言われました。受験が終わったばかりですが、もう次の進路に向かっているのですね。将来に大きく影響する今後の進路。子供の進路について、親の関わり方について考えました。
子供の希望と親の勧める進路が違うケース
娘がお世話になっているフルートの先生の話です。
先生が中学3年生の時の話です。
当時、まだ音楽系への進学は考えていなかったそうです。
先生は英語の成績が良かったので、周りの大人から英語コースがある高校を勧められました。
でも、先生の考えは…
でした(^^;
英語コースをグイグイ薦めてくる大人たちに、当時の先生は本心を言えなかったそうです。
大人たちは「合格圏内だから安心だよ」と言ったそうです。
そして、とうとう英語コースを受験する日をむかえてしまいました。
そこで先生が取った行動は…
でした(^^;
こうして無事不合格を勝ち得たそうです。
この話を聞いた時、思わず爆笑してしまいました(≧▽≦)
「白紙の答案」で強行突破する前に、大人と子供で意見のすり合わせができれば良かったのでしょうが、子供から言い出せないこともありますよね。
こうして「不合格」となった先生は、他の普通科のある高校へ進学、さらに音大へ進み、フルート奏者の道を歩むことになりました。
親の関わり方には注意が必要
フルートの先生の話ですが、大人たちは「良かれ」と思って英語コースを勧めたわけですよね。
先生の思い出話を聞いて、「気を付けないと!」って思いました。
必要以上の手助けや口出しを、うっかり娘たちにしてしまいそうです。
子供の頃、私や友人たちが親からよく言われたのが「その勉強をして、将来役に立つの?」でした。
これ、言われると悲しいのですが、言いたくなる気持ちもよく分かります。
その学びは仕事に繋がるのか…?
親は心配して声をかけていたのでした。
とは言っても、多感な10代。親が先回り過ぎると、子供たちは心と口を閉ざしかねません。
将来、「親に言われたから」なんて子供の口から聞きたくないですね(^^;
まとめ
子供の進路に親がアドバイスするのは大切です。
ただ、先回り過ぎた準備や手助けは、子供の可能性の芽を摘んでしまうこともあります。
私はせっかちなところがあるので要注意です(^^;
日頃から、娘たちと沢山話しておきたいって思いました。
学校で楽しかったことや、友達の話といった雑談はよくしても、将来の話や興味がある分野のことはじっくり話しきれていませんでした(^^;
10代の多感な時期です。つかず離れず、ほど良い距離感でサポートしたいと思います。
のびのびと未来を築いていって欲しいです。
それでは、また!